皮下脂肪と内臓脂肪の違い
まず、皮下脂肪は、下腹部や腰回り、おしりの皮膚の下につく脂肪です。
皮下脂肪が一度蓄積されると減らしにくいため、皮膚の上からつまめるお肉が気になっている方も多くいるのではないでしょうか。
もうひとつの内臓脂肪は、胃や腸といった臓器の周囲につく脂肪をいいます。
身体のエネルギーが足りなくなったときには、内臓脂肪からエネルギーに変換される仕組みです。
実は、この2つの脂肪は性別によってもつきやすさが異なります。
内臓脂肪で悩む男性が
多い理由
一般的にホルモンの影響で女性は皮下脂肪を蓄えやすいとされ、身体が丸みを帯びます。
一方で、男性につきやすいのが内臓脂肪です。
内臓脂肪は臓器周辺につくため、内臓脂肪が増えるとポッコリおなかが出た体型になります。
ただし、内臓脂肪は身体機能を調整するほか、臓器を正しい位置にキープしたり、外からの衝撃から臓器を守ったりと多くの役割があるため、すべて無くなればよいわけではありません。
大切なのは内臓脂肪が過剰にならないこと。日常生活から心がけていけるといいですね。